伊香保祭り
伊香保祭り
伊香保温泉では、毎年9月18~20日に伊香保まつりが開催されます。
▪️18日蘆花祭
徳富蘆花の追悼式典、温泉の湯くみ神事が厳かに行われます。
文豪徳富蘆花は何度も伊香保を訪れ、終世にわたり伊香保を愛してくださいました。徳富蘆花作「不如帰(ホトトギス)」は、ベストセラーとなり、伊香保を舞台としております。9月18日は文豪徳富蘆花の命日になります。この日を盧花祭とし、伊香保まつりの幕開けとして定着いたしました。
▪️19・20日
伊香保まつりの特徴、樽神輿が石段をもみあげ、伊香保神社に奉納されます。
伊香保温泉は、西暦600年前後、榛名山二ッ岳の噴火で温泉が始まったとされています。永きに渡りこの地を守ってきた伊香保神社の例大祭が伊香保まつりです。
伊香保神社は、825年に吉岡町に創建され、当時は榛名山も含まれる地域が伊香保と呼ばれていましたため、山岳信仰の場の祭神であったと言われています。平安以降に現在の伊香保温泉地に移転されました。
日本の歴史書「後日本後期」835年で名神大社として名を記す由緒正しい力の強い守護祭神です。
動画:ニュース動画上毛新聞 2013年
■伊香保まつりの特徴
激しい祭として知られています。肩で担ぐお神輿ではなく、樽神輿を背に人々が重なり合い、石段を竜のごとく登っていきます。時には、石段をごろげ落ちるなど迫力があります。
伊香保温泉と縁の深い文豪「徳富蘆花」の命日9月18日の蘆花祭から伊香保神社の例大祭19、20日の3日間で開催されます。